22枚の意味を覚えようとして、途中で止まる。これはよくあります。

1枚ずつ覚えようとすると、22回の暗記になります。 覚える対象を減らすほうが早道です。

まず3つに区切る

大アルカナの基本に書いたとおり、番号順に区切ると見通しがつきます。

区切り番号どのあたりの話か
前半0〜7始まりと、身のまわりのこと
中盤8〜14内側を見る段階
後半15〜21大きく動き、一巡りが終わる

この区切り方も流派によって違います。 覚えるためのものなので、自分に合う分け方で構いません。

隣の札とつなげる

1枚だけを見ると、意味が浮きます。 前後の札と並べると、関係が出ます。

  • 15 悪魔 → 16 塔 — 抜けられないと感じている状態のあとに、前提が崩れる
  • 16 塔 → 17 星 — 崩れたあとに、派手な出来事のない時間が続く
  • 20 審判 → 21 世界 — 過去のものが戻ってきて、そこで一巡りが終わる

この並びには意味がある、という前提で作られています。 だから流れとして読めます。

覚えなくても引ける

そもそも、覚える必要はありません。

引いた札だけを、その都度調べる。これで足ります。同じカードばかり出るで計算したとおり、10回引けば91%の確率でどこかが重なります。 よく出る札から自然に残ります。

覚えてから引く

22枚を覚えるまで引けない、という状態になります。

引きながら覚える

始まりません。

毎日1枚引くという使い方に書いたとおり、絵を見る量が増えると、覚えようとしなくても残ります。

絵から入る

意味が分からないときに書いたとおり、意味を先に読むと、その言葉に状況を合わせにいきます。

覚えるときも同じです。

  • 絵を30秒見る
  • 目に留まったものを1つ書く
  • そのあとで意味を読む
  • 自分が書いたものと、書かれている意味を照らす

4つ目でずれた場所が、いちばん記憶に残ります。 「崖のふちだと思っていたが、そこを見ていない目線のほうが要点だった」という形です。

逆位置は後回し

正位置の意味が定まる前に足さないでください。

タロットの逆位置に書いたとおり、読み方が5つに割れています。 正位置だけでも22個あるところに、割れている読みを重ねると、覚えることが倍以上になります。

このサイトの診断も、既定では正位置だけで引くようにしてあります。慣れてから足すほうが早く進みます。

デッキで覚えやすさが変わる

ウェイト版系統を選んでください。

絵柄に数字と場面が描き込まれているので、解説書と照らし合わせやすくなります。デッキの選び方に書いたとおり、抽象的な絵柄のデッキは、覚える段階では手がかりが少なくなります。

はじめの1組は、標準的な絵柄で練習向けの構成です。気兼ねなく触れるものを1組持っておくと、毎日触ることに抵抗がなくなります。

小アルカナは、あとで

大アルカナ22枚で足ります。

78枚のうち残り56枚(小アルカナ)は、日々の細かい出来事を扱います。1枚引きでは大アルカナだけを使うほうが読みやすくなります。

足すのは、22枚が定着してからで間に合います。