タロットの扱い方には、いろいろな作法が語られています。布に包む、塩で清める、月の光に当てる、人に触らせない。

確かめられるものと、そうでないものを分けます。

傷む原因は4つ

実際に効く確かめられない
  1. 01湿気

    紙が波打ち、印刷面がくっつきます。**いちばん戻せない傷み方**です。密閉できる箱か袋に入れ、乾いた場所に置いてください。

  2. 02日光

    色が抜けます。窓辺に出しっぱなしにしない、というだけで防げます。

  3. 03手の皮脂

    触るほど付きます。**シャッフルする以上は避けられません**が、手を洗ってから触るだけで進みが変わります。

  4. 04折れ・角の潰れ

    落とす、雑に重ねる、箱に詰めすぎる。**布や箱に入れる実用の理由はここ**です。

  5. 05「気」が溜まること

    確かめる方法がありません。**気になる人が手当てをすること自体は、否定しません。**

上の4つに手を打てば、紙としては十分に持ちます。

塩で清めることについて

実用の面では勧められません。

塩は湿気を呼びます。盛り塩が崩れるでも書きましたが、塩は空気中の水分を集める性質があります。紙のカードと同じ箱に入れると、湿気の原因になります。

清めたい気持ちがあるなら、カードと直接触れない場所に置いてください。同じ引き出しに入れるだけでも、密閉されていれば湿気は回ります。

人に触らせるかどうか

作法としては「触らせない」と語られることがあります。 確かめられる話ではありません。

実用の面では、触る人が増えるほど皮脂と汚れが付きます。練習用と、人に見せる用を分けるという考え方はできます。

人に引いてもらう形の占い方もあるので、自分がどう使うかで決めてください。

布を敷くことには、実用の理由がある

保管とは別に、並べるときに布を敷くのは物理的に効きます。

テーブルに直接置く

天板は硬くて滑ります。混ぜるときに指を差し込む隙間ができず、端が引っかかって折れます。

布を敷く

布側がわずかに沈むので、指が入ります。

裏に滑り止めがあるものだと、混ぜているうちに布ごとずれることもありません。

タロットクロスのページに、実際のレビューから分かった点を書きました。付属のポーチは縦20.5×横12cmなので、大判のオラクルカードは入りません。手持ちのカードを測ってから決めてください。

何枚も持つ場合

タロットとオラクルカードの違いに書いたとおり、オラクルカードはデッキごとに意味が違います。

複数持つなら、どのデッキの解説書がどれかを分からなくしないのが実用上いちばん大事です。デッキと解説書を同じ袋に入れておいてください。

タロットは意味が共通なので、この問題は起きません。

買い替えるとき

はじめの1組のような練習用のデッキは、消耗品として扱って構いません。

角が潰れ、表面が汚れ、シャッフルしにくくなったら替える。大事にしすぎて使わなくなるより、気兼ねなく触れるほうが練習になります。

保存したいデッキと、使うデッキを分けている人もいます。そのほうが、どちらの目的も満たせます。