タロットデッキは種類が多く、絵柄も価格も幅があります。最初の1組を選ぶときは、見るところを3つに絞ると決まります。
①ウェイト版系統か
いちばん重要です。理由は情報量が多いからではなく、照らし合わせられるからです。
タロットの解説は、その多くがウェイト版の絵を前提に書かれています。手元のデッキが別系統だと、解説の記述と絵が合いません。
ウェイト版系統
小アルカナにも数字と場面が描かれている。
それ以外の系統
解説書の記述が、絵のどの部分の話かたどれる。
大アルカナの読みはじめにも書きましたが、はじめのうちは絵の中で目を引いた要素から読むのが近道です。その手がかりが絵にあるかどうかが、系統を選ぶ理由になります。
②大きさを扱えるか
意外と効きます。手が小さい人には、標準サイズでもシャッフルしづらいことがあります。
| 大きさ | 向く場面 |
|---|---|
| 標準(約7×12cm前後) | 迷ったらこれ。解説書の記述もこの前提が多い |
| ミニ・ポケット | 持ち歩く、狭い場所で引く |
| 大判 | 絵を見せる、複数人で見る。シャッフルは大変 |
当サイトで扱っているエンジェルアンサー オラクルカードは、レビューで「思ったより大きい」という指摘が複数あります。大きいカードは絵は見やすいが、混ぜにくいという表裏です。
③解説書に何が書いてあるか
ここは買う前に確かめにくいので、レビューを見てください。
付属の小冊子は、たいてい簡素です。 札の名前とひと言の意味が並んでいる程度で、読み方の教材ではありません。
たとえばライダータロットには、10年以上前から同じ指摘が繰り返されています。
- 説明文が簡単すぎる
- 逆位置が出た場合の説明がない
これは欠陥ではなく、そういうものです。 読み方は別に用意する前提で選んでください。逆位置の扱いについては逆位置の記事に書きました。
価格帯の考え方
練習用と保存用は、分けて考えてください。
毎日1枚引く使い方をすると、カードは確実に傷みます。角が丸まり、汚れが付きます。そこを惜しむと、引かなくなります。
- 最初の1組は、傷んでも惜しくない価格帯にする
- 気に入った絵柄の高いデッキは、慣れてから足す
- 持ち歩くなら、ポーチが付いているものを選ぶ
- 輸入品は印刷のずれや小さな汚れがあることを前提にする
4つ目は実際に指摘の多い点です。 光に当てると分かる程度の汚れ、全体の反り、印刷のずれ。練習用と割り切れば問題になりにくく、保存を重視するなら向きません。
裏面の絵柄を見てから決める
見落とされやすい点です。1日1枚引く使い方だと、裏面を見ている時間のほうが長くなります。
商品ページに裏面の写真がないことがあります。実際、「裏の図柄が好みではなかった、事前に画像があれば別のものを選んだ」というレビューがあります。探して、なければ問い合わせる価値はあります。
オラクルカードは別物
タロットと並べて売られていますが、性格が違います。
タロットは78枚の体系があり、札どうしの関係で読みます。オラクルカードは枚数も構成もデッキごとに自由で、カードの言葉をそのまま受け取る使い方が中心です。
はい・いいえをはっきり返すタイプもあります。タロットとは道具の性格が逆なので、「読み解く練習をしたい」のか「答えがほしい」のかで選んでください。