辞めたいと思いながら、辞めていない。この状態が続いているとき、止めているものは1つではありません。
まとめて「決断できない自分」として扱うと、いつまでも動けません。分けると、いま手をつけられるものが残ります。
4つに分ける
01お金
生活費が何か月ぶんあるか。失業給付の条件はどうか。これは調べれば数字が出ます。分からないから不安なだけ、という場合が多いところです。
02次の当て
決まっていないのか、探していないのか。探していないなら、まず探す。探して無いなら、条件を見直すか、時期を待つ判断になります。
03人間関係
辞めると迷惑がかかる、引き止められる、気まずい。ここは相手のある話なので、こちらの努力で片づきません。
04自分への評価
逃げたことになる、続けられない人間だと思われる。これは事実ではなく、自分の中の判定です。動くと変わることがあります。
1と2は調べれば進みます。3と4は考えても進みません。 ここを混ぜて悩んでいる時間が、いちばん長くなります。
お金のところは、数字にする
「お金が不安」は、数字にすると不安ではなく条件になります。
- 毎月の固定費(家賃・保険・通信・返済)を合計する
- いまの貯えを、その金額で割る(何か月もつか)
- 失業給付の対象になるか、いつから出るかを調べる
- 辞める時期によって変わるもの(賞与・有給の残り)を確認する
- その数字を見て、何か月なら耐えられるかを決める
5つ目まで書くと、期限が出ます。 「あと4か月は考えられる」と分かれば、そのあいだは考えていていい、と決められます。
決めていないと、毎日決め直すことになります。 これがいちばん消耗します。
人間関係のところ
引き止められる、迷惑がかかる、言い出しづらい。ここは、こちらの努力では片づきません。
片づかないので、片づける対象から外してください。 外すというのは無視するという意味ではなく、「これは辞めるかどうかの判断材料に入れない」と決めることです。
辞めた後の関係は、辞めてから決まります。辞める前に決めようとすると、決まらないまま止まります。
自分への評価のところ
「逃げたことになる」という考えが止めている場合、これはいちばん厄介です。事実ではなく判定なので、材料を集めても動きません。
ひとつだけ確かめる方法があります。同じ状況にいる他人に、同じことを言うかどうか。
友人が同じ職場にいて、同じ理由で辞めたいと言ったとき、「逃げだ」と言うでしょうか。言わないなら、その判定は自分にだけ適用しているものです。
辞めたい理由が、はっきりしないとき
理由を探すより、いつから続いているかを見てください。
出来事のあとから
異動、人事、特定のひと。きっかけがある場合、状況が変われば戻ることがあります。
じわじわ続いている
辞める前に、配置や担当が変わる可能性を確かめる手があります。
占いを使うなら
決定を預けないでください。 辞めるか続けるかを言ってもらうのではなく、自分が見落としていることを挙げてもらう使い方にすると、材料が増えます。
四柱推命や占星術のように生年月日から見る占術は、時期の話に落としやすいという性質があります。「いま動くべきか」ではなく「動くとしたらどのあたりか」を聞くと、答えが具体的になります。
電話占いを使うなら、何を話せばいいかに書いた準備をしてから15分で足ります。上の4分類を紙に書いて持っていけば、状況説明で時間を使わずに済みます。