やらないといけないのは分かっている。それでも手をつけられない。

やる気の問題として扱うと、解けません。 やる気を出そうと決めて出せるなら、最初から困っていないからです。

粒度を下げる

動けない書き方

「確定申告をする」

動ける書き方

「部屋を片づける」

右側は、どれも5分以内に終わります。 そして始めてしまえば、続くことがあります。

完成形を想像しない

先延ばしの多くは、完成形が頭にあることから来ています。

全体の量が見えると、着手そのものが重くなります。最初の5分だけを見てください。

  • その作業の、いちばん最初の動作を1つ書く
  • それが5分を超えるなら、さらに細かくする
  • 書いたものだけをやる(先のことは考えない)
  • 終わったら、次の1つを書く

3つ目が要点です。 先を考え始めると、また重くなります。

止まる理由は4つ

すぐ変えられる時間が要る
  1. 01次の一手が決まっていない

    **いちばん多い理由**です。粒度を下げるだけで動きます。

  2. 02終わりが見えない

    どこまでやれば終わりかが決まっていないと、始める気になりません。**「今日はここまで」を先に決めてください。**

  3. 03うまくやろうとしている

    完成度を高く見積もると、着手が重くなります。**下書きでいい**と決めると動けます。

  4. 04そもそもやりたくない

    **これは正当な理由です。** やらない選択があるかを一度確かめてください。無いなら、上の3つで進めます。

4つ目を確かめてください。 やらなくて済むことを、義務だと思って抱えている場合があります。

期限を分ける

大きな期限が1つあると、直前まで動きません。途中の期限を自分で作ってください。

  • 全体の期限:1か月後
  • 途中の期限:1週間後に「ここまで」

途中の期限は、自分にしか意味がありません。 それでも効きます。

仕事を辞めるか結婚を決められないにも書きましたが、期限を決めると、そのあいだは考えなくてよくなります。

責めない

繰り返すたびに自分を責めると、次に取りかかるときの重さが増します。

自分に自信が持てないに書いたとおり、性格の話にすると打つ手がなくなります。 手順の話にしてください。

  • できなかった日を数えない
  • できた日だけを記録する
  • 1週間ぶんを、週末に読み返す

2つ目です。 できなかったことを数えると、数えるたびに減ります。やったことのほうを数えてください。

部屋のことも同じ構造

部屋が片づかないに書いた「判断の回数が多すぎる」という話と、同じ構造です。

1つずつ判断していると疲れます。判断そのものを減らす手順に切り替えると動きます。

体が動かないとき

  • 睡眠が足りているか
  • 先延ばししているのが、この件だけか(全部が億劫になっていないか)
  • この2週間で、休めた日があるか

2つ目に当てはまるなら、手順の問題ではない可能性があります。