電話占いの占い師一覧を見ると、霊感・霊視と書かれたプロフィールが並びます。他の占術と何が違うのか、そして怖い話をされないかが気になると思います。
分けて書きます。
他の占術との違いは「材料」
01四柱推命・西洋占星術・九星気学
生年月日から図を出します。**同じ人を見れば、誰が読んでも同じ図**になります。変わるのは、その図をどう言葉にするかだけです。
02姓名判断
名前の文字を見ます。材料が固定なので、流派が同じなら結果もそろいます。
03タロット・オラクルカード
その場で引くので毎回変わります。ただし**引いた札は目に見えます。** 何を根拠にそう読んだかを、あとから確かめられます。
04霊感・霊視
材料が外から見えません。**受け取ったものを言葉にする**形なので、根拠を並べて確かめる、ということができません。
下に行くほど、読み手に委ねられる部分が大きくなります。 鑑定方法の違いにも書きましたが、これは優劣ではなく性質の違いです。
委ねられることの、良い面
材料に縛られないぶん、こちらが説明していないことに触れてくることがあります。
生年月日から見る占術は、生年月日にあることしか出てきません。霊感の場合、話しているうちに出てくる筋が変わることがあります。整理された答えより、考えていなかった角度がほしいときには、これが効きます。
向いている場面
いまの状態を、別の言い方で言い直してほしい。
向いていない場面
自分では気づいていない見落としを挙げてほしい。
注意したほうがいい進め方
霊感占いそのものではなく、この形と結びつきやすい進め方があります。
- 「あなたには因縁がある」など、確かめようのないことを前提に置いてくる
- 「生き霊がついている」と言い、その除去に費用を求める
- 「このままだと良くないことが起きる」と、起きていないことを根拠にする
- 先祖や家族の話を持ち出して、責任があるように言う
- その場で決めさせようとする
3つ目と5つ目が組み合わさったら、いったん止まってください。 起きなかったことは確かめられないので、「対策したから防げた」という説明はあとから何とでも言えます。反証できない主張は、判断の材料になりません。
これは霊感に限らず、風水グッズの選び方や鬼門・裏鬼門にも書いた同じ構図です。変えられないことを問題として提示されると、人は対処法を買うしかなくなります。
良い鑑定との見分け方
同じ霊感占いでも、進め方には差があります。
- 不安を強めない。 見えたものを言うだけで、そこから買わせる方向へ持っていかない
- できないことを、できないと言う。 「そこまでは見えません」と言える相手のほうが信用できます
- こちらの質問に答える。 話を戻さずに、聞いたことに答えるか
- 次の予約をその場で決めさせない
2つ目が分かりやすい基準です。 何でも見える、と言う相手より、範囲を区切る相手のほうが扱いやすくなります。
選ぶときに見るところ
一覧では占術名だけが並ぶので、口コミで進め方を確かめてください。
プロフィールの読み方に書いたとおり、口コミは評価の数字ではなく中身を読みます。とくに評価の低いものに「怖いことを言われた」「不安になった」という記述があれば、それはそのまま判断材料です。
逆に「厳しいことを言われた」は、不安を煽ることとは別です。厳しさと脅しは違います。 前者は材料で、後者は圧力です。
ココナラ電話占いのように出品者ごとに口コミが公開されている形なら、買う前にここを読めます。
結果が他の占い師と違ったとき
霊感は、他の占術より結果が割れます。 材料が固定されていないので当然です。
占い師によって結果が違うのはなぜかに書いたとおり、割れること自体は仕組みから来ています。人数を増やしても収束しません。
割れたときに使える基準はひとつです。「なぜそう見えるのか」を説明できたほうを採る。 霊感の場合、根拠を数字で示すことはできませんが、どういう形で受け取ったかは説明できます。 そこを聞いて構いません。