占い師に相談するとき、**「この人は資格を持っているのか」**が気になることがあります。
先に答えを書くと、国家資格はありません。 そしてこの事実は、なる側より選ぶ側にとって重要です。
資格について、正確なところ
国家資格
ありません。
民間の認定
医師や弁護士のように、名乗ることが法律で制限されている職種ではありません。
民間の認定を持っていることは、悪いことではありません。 ただし、持っていないことが欠点にもなりません。 判断材料としては弱い、というのが正確なところです。
では、何が実力を作っているのか
01鑑定した件数
続けて依頼を受けられているかどうか。**数字で出ているので確かめられます。** 始めたばかりの人が悪いわけではありませんが、材料は少なくなります。
02口コミの中身
何を相談して、どう返ってきたか。**とくに評価の低いものに何が書いてあるか**が、その人の進め方を示します。
03説明の具体性
何をどこまでやるのか、どの占術を使うのか。**書いていないものは、届くものが読めません。**
04民間の認定
学んだ証明にはなりますが、発行元の基準が分からないので比較できません。
05「当たる」という自己申告
誰でも書けます。**選ぶ基準になりません。**
プロフィールの読み方に、実際に見る欄をまとめました。
名乗るのは自由、という事実の意味
これは選ぶ側にとって、良い面と悪い面の両方があります。
良い面は、多様な人が入ってこられることです。特定の学校を出た人だけが名乗れる仕組みだと、占術の種類も読み方も狭まります。実際には、占術には規則で決まる部分と読み手に委ねられる部分があり、後者は資格で測れません。
悪い面は、下限が定まらないことです。ココナラの占いはひどい?に書いたとおり、個人が出品する形では上も下も幅が広くなります。
だから、選ぶ側で絞るしかありません。
注意したほうがいい肩書き
資格そのものより、肩書きの使われ方を見てください。
- 「◯◯協会認定」と書いてあるが、その協会が何をしているか分からない
- テレビや雑誌への出演を強調しているが、いつ・どの番組かが書かれていない
- 「鑑定歴◯年」とあるが、何をしていた期間か分からない
- 「唯一の」「本物の」といった、他と比べる言い方を使っている
- 資格や実績の話が、鑑定の中身の説明より長い
5つ目が分かりやすい目安です。 何をどう見るかの説明より、肩書きの説明が長い場合、選ぶための材料が足りません。
テレビで見る占い師に鑑定してもらえるのかにも書きましたが、知名度と、自分に合うかどうかは別です。
選ぶ側の実際的な手順
- 得意な占術が、自分の相談と噛み合っているか
- 扱っている相談内容に、自分の件が入っているか
- 評価の低い口コミを2〜3件読む
- 話し方に触れている口コミを探す
- 予算を先に決めてから、候補を絞る
3つ目と4つ目が効きます。 高評価の口コミは「ありがとうございました」で終わることが多く、具体的なことを書くのは引っかかった人のほうです。
ココナラ電話占いのように出品者ごとの口コミが公開されている形なら、依頼する前にここを読めます。
なる側の話
参考までに書いておくと、始めること自体は難しくありません。 資格が要らないので、出品や登録の手続きだけで名乗れます。
難しいのは続けることです。実績と口コミが積み上がらないと、依頼が来ません。 そして口コミは、良いものより悪いもののほうが具体的に書かれます。
選ぶ側から見れば、これは良い仕組みです。 積み上がった評価が、資格の代わりに機能しているためです。