キッチンが片づかない。収納が足りない気がする。
収納を増やす前に、出ているものを数えてください。 たいてい、置き場所ではなく量の問題です。
出ているものを数える
調理台とコンロまわりに出ているものを、数だけ数えてください。
- 調味料
- 洗剤、スポンジ
- 調理器具(菜箸、おたま、フライ返し)
- 水切りかご
- 家電(電気ケトル、トースター)
10個を超えているなら、拭くたびに10回どけています。 これが毎日続くと、そのうち拭かなくなります。
減らす基準
出しておいてよいもの
毎日使うもの。
しまうもの
出す・しまうの往復のほうが、手間として大きくなります。
頻度で決めると迷いません。 「いつか使う」ではなく「先週使ったか」で判断してください。
風水の言い分と、実用の重なり
キッチンの風水に書いたとおり、キッチンは火と水が同じ場所にあるという理由で、流派ごとに配置の話が出ます。
この因果は確かめられていません。 ただ、実用として残る部分があります。
01換気扇を回す習慣にする
油と湿気を外へ出します。**調理中だけでなく、少しあとまで回す**と壁への付着が減ります。
02調理台の上を減らす
拭ける面積が増えます。油は時間が経つほど落ちにくくなるので、**すぐ拭ける状態**にしておくのが効きます。
03冷蔵庫の上を空ける
放熱の妨げになります。**機種によって必要な隙間が決まっている**ので、取扱説明書を確かめてください。風水以前の話です。
04シンクに物を残さない
水気が残ると、においとぬめりの原因になります。
05そこまでやってから、配置や色を考える
ここまでやって残ったら考える、という順番で足ります。
3つ目は安全に関わります。 家電と配線の風水にも書きましたが、放熱をふさぐ話は風水より優先してください。
続けるための仕掛け
掃除と風水に書いたとおり、続かない理由のほうに手を打つのが実際的です。
- 道具をその場に置く(取りに行く動作が挟まると、やらなくなります)
- 頻度を下げる(毎日が続かないなら週1回に)
- 場所を1つに絞る(今週は調理台だけ、で構いません)
- 何かの用事に紐づける(ゴミの日、買い物のあと)
1つ目がいちばん効きます。 台所用の布巾と洗剤を、シンクの下ではなく手の届くところに置くだけで、拭く回数が変わります。
収納を増やすかどうか
減らしてから考えてください。
量が減っていない状態で収納を足すと、入る量が増えるだけです。賃貸でできる風水にも書きましたが、床に置くものが増えると掃除の手間がさらに増えます。
減らしたうえで足りないなら、そのときは収納を足す理由があります。「入らないから買う」なら、選ぶ基準がはっきりしています。
効果について
キッチンを整えると良いことが起きる、という因果は確かめられていません。
ただ、次のことは確かめられます。
- 油と湿気が溜まりにくくなる
- 調理の動線が短くなる
- 探しものが減る
- 汚れが少ないうちに気づける
これで十分だと考えています。 風水の枠組みの使いどころは、どこから手をつけるかの順番が決まることです。