買おうか迷っているものがある。しかも、それを買う理由の一部に「運が良くなりそうだから」が入っている。

この場合、確かめる問いが決まっています。

買う前の5つの問い

  • その説明は、自分が変えられないことを問題にしていないか
  • 対処法として、買うもの以外が示されているか
  • 金額が、掃除や整理で対応できる範囲を大きく超えていないか
  • 「やらないとどうなるか」を強調していないか
  • 同じものを、効果の話抜きでも買いたいと思うか

5つ目がいちばん実用的です。 効果の説明を全部取り除いても欲しいなら、それは普通の買い物です。取り除くと欲しくなくなるなら、買っているのは物ではありません。

風水グッズの選び方にも同じ観点を書きました。

変えられないことを問題にしていないか

この形は注意が要る

「あなたの家は北東に水回りがある」

この形なら判断できる

「生まれ年がこうだから」

鬼門・裏鬼門に書いたとおり、これは方位の話全般に共通する構造です。

「やらないとどうなるか」の形

起きなかったことは確かめられません。

だから「対策したから防げた」という説明は、あとから何とでも言えます。反証できない主張は、判断の材料になりません。

この形の説明が出てきたら、そこで一度止まってください。 急がせる説明そのものが、判断の材料になります。

買わなくても済む場合

信用できる説明には、買わなくてもできることが必ず含まれています。

  • 掃除する
  • 換気する
  • 物を減らす
  • 家具を動かす
  • 手入れの頻度を上げる

どれも無料です。 掃除と風水に書いたとおり、方位も色も鏡の向きも流派で割れますが、清潔に保つことだけはどの流派も共通して言います。

買う前に、これを全部やったかを確かめてください。

買ってよい場合

判断しやすい判断が要る
  1. 01使い勝手で選ぶ

    洗える、置ける、続けられる。**確かめられる基準**なので、普通の買い物として判断できます。

  2. 02見た目で選ぶ

    好きだから買う。**これは正当な理由です。** 効果の話を混ぜる必要がありません。

  3. 03習慣のきっかけにする

    [盛り塩](/journal/morishio-kuzureru)を週に一度替える用事ができると、その場所を点検する機会になります。**道具そのものより、道具が作る用事のほう**が働きます。

  4. 04気持ちが落ち着くから

    **否定しません。** ただし、落ち着くために買う回数が増えているなら、そこは見てください。

4つ目に線を引いておきます。 買い物で不安を埋める形になっていると、金額と頻度が上がっていきます。

高額なものを勧められたとき

その場で決めないでください。持ち帰って、翌日にまだ欲しいかを確かめる。 それだけで判断が変わります。

深夜に相談したいときにも書きましたが、夜は判断が鈍ります。 不安が大きくなっている時間帯に決めたことは、朝になると見え方が変わることがよくあります。

金額が生活に影響しているとき

お金の不安が消えないに書いたとおり、金額を数える段階を超えている場合があります。

生活費を削って買っている、誰にも言えていない、買ったことを後悔しているのにまた買う。当てはまるなら、消費生活センター(188)に相談できます。