お金のことを考えると落ち着かない。この不安には2種類あります。
金額が足りていない場合と、足りているのに把握していない場合です。対処がまったく違うので、先に分けます。
3つの数字を出す
- 毎月の固定費(家賃・保険・通信・返済・サブスク)を合計する
- いまの貯えを、その金額で割る(何か月もつか)
- 収入が止まったとき、何か月耐えられるか
- 1年以内に確実に出ていく大きな支出があるか
2つ目まで出すと、たいてい一度手が止まります。 出してみると想像より長い場合と、想像より短い場合があります。どちらでも、分かったこと自体が前進です。
「足りない」と「見えていない」を分ける
金額の問題
固定費が収入を超えている。返済が生活を圧迫している。貯えが1か月分もない。
把握の問題
これは数字の問題です。 支出を減らすか、収入を増やすか、制度を使うか。専門の窓口が扱う範囲になります。
右側の場合、金額を増やしても不安は減りません。 目標がないので、いつまでも「足りない」が続きます。
目的をつける
漠然と「将来のため」と考えているうちは、必要額が決まりません。
- 何のためのお金か(引っ越し、資格、休養、備え)
- いつ要るのか
- いくら要るのか
3つ揃うと、貯えが「足りている/足りていない」で判定できるようになります。 判定できるものは、不安の対象から外れます。
占いで扱えるところ、扱えないところ
01収支の計算、制度の判断
**専門家の領域です。** 家計の見直し、返済、税、社会保険。ここを占いに持っていくと、答えが出ないまま費用だけかかります。
02投資や資産運用の判断
同じく扱えません。**金運を理由に、運用や購入を勧めてくる相手からは離れてください。**
03使うか使わないかの決めかね
「この出費をしていいのか」で止まっているとき。**決めるための材料**としてなら使えます。
04働き方や進路の迷い
収入に関わる決断そのもの。[仕事を辞めるか](/journal/shigoto-yameru-ka)の整理と同じで、条件を分けたあとに残る部分は相談の対象になります。
上の2つは、はっきり扱えません。 ここを混ぜると危ないので、線を引いておきます。
「金運」という言葉について
風水や占いには金運という言い方が出てきます。これが実際に動くかどうかは、確かめる方法がありません。
ただし、財布の風水に書いたとおり、中身を減らすと支出が見えるようになるのは確かめられます。レシートを毎日出す、使っていないカードを抜く。これは色や形と関係なく起きることです。
効果ではなく、把握のしやすさの話として使うなら実用になります。
不安が生活に出ているとき
- 眠れない日が続いている
- 返済のことを考えると動けなくなる
- 督促の連絡を開けない
- 生活費を削って別のことに使っている
- 誰にも言えていない
当てはまるものがあるなら、金額を数える段階を超えています。
お金の問題は、相談先が用意されています。消費生活センター(188)、法テラス、自治体の相談窓口。早いほど選択肢が多く残ります。