同期の昇進、友人の結婚、知らない誰かの暮らし。見るたびに落ち込むのに、見てしまう。

「比べるのをやめよう」は効きません。 比べるのは人の性質なので、決意では止まらないからです。

比較を3つに分ける

変えられる変えにくい
  1. 01比べる相手

    特定の誰かが基準になっていることがあります。**その人と自分は、条件が違います。** 相手を1人に固定していないか確かめてください。

  2. 02比べる項目

    収入、見た目、進み具合。**1つの項目だけで比べていると、そこで負けたときに全部負けた気になります。**

  3. 03比べる時点

    相手のいまと、自分のいまを比べています。**相手の3年前は見えていません。** 自分の3年前と比べると、別の答えが出ます。

  4. 04比べるという反応そのもの

    止まりません。**止めようとするほど、止められない自分を数えることになります。**

いちばん下に手をつけないでください。 ここは変えられないので、努力が全部裏目に出ます。

見えているのは結果だけ

見えているもの

昇進した、結婚した、家を買った、旅行に行った。

見えていないもの

結果だけが出てきます。並べやすく、比べやすい形になっています。

落ち込んだときに、その人の見えていない部分を3つ書き出してみてください。 想像で構いません。書くと、比べていたのは結果だけだったことがはっきりします。

SNSを見る量について

見る量が減れば、材料は減ります。ただし、比べる相手が身近な人に移るだけということもあります。

それでも、手を打つなら効きます。元恋人のSNSを見てしまうに書いたのと同じで、開くまでの手数を増やすのがいちばん確実です。

  • ミュートする(相手には伝わりません)
  • アプリをホーム画面の1ページ目から外す
  • 通知を切る
  • ログアウトしておく(次に開くときにひと手間かかります)
  • 見る時間を決める(見ないと決めるより続きます)

5つ目が現実的です。 「見ない」と決めると破りますが、「夜だけ」なら守れます。

比べる項目を増やす

1つの項目だけで比べていると、そこで負けたときに逃げ場がありません。

項目を増やすと、順位が入れ替わります。 収入、時間の自由、健康、住む場所、人間関係。全部で勝つ人はいません。

これは自分を慰めるためではなく、比較というものの性質です。1つの尺度で全体の優劣が決まる、ということはありません。

自分の過去と比べる

比べる時点を変えるのが、いちばん効きます。

1年前の自分ができなかったことで、いまできることを3つ書いてください。思い出せなければ、書き留めていないだけです。

自分に自信が持てないに書いた「やったことを数える」という方法と同じ形です。人は、できなかったことのほうを覚えています。

占いを使うなら

当ててもらう使い方には向きません。

向いているのは、自分の傾向を別の言葉で言い直してもらう使い方です。ライフパスナンバーのような数の読み方は、性格を「良い・悪い」ではなくとして扱います。

進みが遅いのではなく、確かめてから動く型である

同じことを別の言葉で言われるだけですが、その言い換えが効くことがあります。人と比べて欠点だったものが、条件として並び直るからです。

書きながら整理したいなら文字でやりとりする形が向きます。書いた文はあとから読み返せるので、この種の相談とは相性が良いほうです。

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