ライフパスナンバーは、数秘術でいちばんよく使われる数です。生年月日の数字を足して縮めるだけなので、計算そのものは数分で終わります。

ややこしいのは、縮め方の流儀が一つではないことです。同じ生年月日でも、参照した本やサイトによって違う数が出ることがあります。まずそこから説明します。

計算の手順

広く使われているのは、生年月日の数字をすべて足して、1桁になるまで縮めるやり方です。

たとえば1990年7月23日なら、次のようになります。

手順計算結果
数字を全部足す1+9+9+0+7+2+331
2桁なので、また足す3+14

この場合のライフパスナンバーは4です。

ただし例外があります。途中で11・22・33が出たら、そこで止めるという決まりです。これらはマスターナンバーと呼ばれ、1桁に縮めずそのまま読みます。

流儀が2つある

もう一つ、月・日・年をそれぞれ縮めてから足すやり方があります。

1990年11月29日で、両方を比べてみます。

流儀計算結果
全部まとめて足す1+9+9+0+1+1+2+9 = 32 → 3+25
月・日・年を別々に縮める月11 / 日 2+9=11 / 年 1+9+9+0=19→10→1、11+11+1 = 23 → 2+35

この例では一致しますが、途中でマスターナンバーが出る生年月日では、止める位置が変わって結果が食い違うことがあります。

どちらが正しいという決着はついていません。大事なのは、自分がどちらの流儀で出した数なのかを把握しておくことです。別のサイトで違う数が出たときに、間違いではなく流儀の違いだと分かります。

数をどう読むか

出た数を、性格の判定として読むと行き止まりになります。「4だから几帳面」で終わってしまい、次に何もつながりません。

代わりに、負荷のかかりやすいところとして読むと使い道が出てきます。同じ4でも、読み方でこれだけ変わります。

行き止まりになる読み方

「4だから几帳面な人間だ」

使える読み方

——性質を言い当てられただけで終わり、読んだあとに何も残りません。

この形にすると、読んだあとに具体的な行動が1つ残ります。数秘術に限らず、占いの結果は「自分はこういう人間だ」という結論ではなく、「こういう場面で無理をしやすい」という予報として扱うほうが実用になります。

生まれた日そのものも見る

ライフパスナンバーとは別に、生まれた「日」の数だけを見る読み方もあります。23日生まれなら2+3で5、といった具合です。

ライフパスナンバーが生涯を通した傾向を指すのに対して、こちらはより日常的なふるまいの癖を指すとされます。両方を出して、食い違うところを眺めてみると、自分の中で場面によって出方が変わる部分が見えてきます。

試してみる

なお、数秘術は意思決定の材料のひとつであって、医療・法律・お金の専門的な判断に代わるものではありません。出た数を根拠に大きな決断をする前に、それぞれの専門家に相談してください。