机まわりは、風水の説明と、集中についての一般的な助言がいちばん重なる場所です。

理由は単純で、どちらも「視界に何が入るか」「背後がどうなっているか」を扱っているためです。

背後を壁にする

風水では、机の背後に壁があると落ち着くとされます。これは確かめやすい部分です。

背後が通路だと、人が通るたびに視界の端で何かが動きます。気づかなくても、注意は一瞬そちらに向きます。画面を見ていても、後ろが気になる状態が続きます。

壁にできない場合の代わりは次のとおりです。

  • 背の高い家具を背後に置いて、通路と区切る
  • 椅子の向きを変えて、通路が視界の端に入るようにする
  • 背後が窓なら、カーテンやブラインドで動きを遮る
  • それも無理なら、耳を塞ぐ(気配より音のほうが効いていることも多い)

4つ目は意外と効きます。 背後が気になる原因が視覚ではなく音である場合、耳栓やイヤホンだけで解決することがあります。

入口が見える位置に

もうひとつよく挙がるのが、入口(ドア)が視界に入る位置です。

背中をドアに向けると、人が入ってくるたびに驚きます。正面に向けると、開くたびに視線が合います。斜めに見える位置が落ち着く、というのが共通する説明です。

これも実感としては分かりやすいはずです。驚かない配置を探せば、たいていそこに落ち着きます。

窓に向けるかどうか

窓に向かって机を置くのは「気が散る」とされます。ただ、ここは条件によります。

状況判断
部屋が暗い窓向きにして光を取る。手元に影ができない向きに
外の動きが気になる窓を背にするか、視界の端に来る位置へ
画面に光が映り込む向きを変える。ここは実務の問題
西向きの窓夏の午後に室温が上がる。遮光を検討

「良くない」と言われても、暗い部屋で光を捨てるのは本末転倒です。 実際に困っているかで判断してください。

机の上を減らす

配置よりも効くのが、机の上の物の量です。

視界に入るものが増えるほど、注意はそちらに向きます。とくに用事を思い出させるもの(郵便物、請求書、読みかけの本)は、目に入るたびに思考が中断されます。

確実に効く好みの話
  1. 01いま使うものだけを机に残す

    それ以外は、床でも箱でもいいので机の上から外します。捨てなくて構いません。

  2. 02用事を思い出させるものを、視界から外す

    「あとでやること」は机の上ではなく、別の場所にまとめます。

  3. 03配線を見えなくする

    足元も含めて。掃除機が入らない場所は、確実に埃が溜まります。

  4. 04そのうえで、向きと方位を考える

    ここまでで改善しないなら、配置の問題です。

方位の話をどう扱うか

勉強や仕事に良い方位、という説明があります。流派によって違い、生年月日から個人ごとに出す流儀もあります。

色と方位の記事にも書きましたが、方位は選べないことが多いです。部屋がひとつしかなければ、机を置ける壁も限られます。

選べる範囲で方位を考えるのは構いません。 ただし、上に書いた背後・視界・机の上と衝突するなら、そちらを優先してください。毎日効いてくるのは、そちらのほうです。

集中できないとき、部屋のせいでないこともある

配置を整えても集中できないことがあります。そのときは部屋の外に原因があります。

睡眠が足りていない、心配ごとがある、そもそも取りかかる気になれない。どれも机の向きでは解決しません。

眠りについては寝室の風水に書きました。考えごとが止まらない場合は、期限を先に決めるという整理が役に立つかもしれません。

体調に不安があるときは、医療機関にご相談ください。