数秘術というと、**ライフパスナンバー**を思い浮かべる人が多いと思います。生年月日を足して1桁に縮める、あの数です。
それ以外にも数があります。 ただし、扱うときの前提が違います。
材料で2つに分かれる
生年月日から出す数
ライフパスナンバーが代表です。
名前から出す数
生年月日を足して縮めます。足し方の流儀が2つありますが、そこを決めれば答えは1つです。
右側に、日本語の名前特有の問題があります。
ローマ字にする段階で割れる
日本語の名前を数字にするには、まずローマ字に直します。 ここで分岐します。
01ヘボン式か訓令式か
「し」を SHI とするか SI とするか。**文字数が変わるので、合計も変わります。** 「つ」「ち」「ふ」なども同様です。
02長音の扱い
「こう」を KO とするか KOU とするか、KŌ とするか。**足す数が変わります。**
03姓名の順序
日本式(姓・名)か、英語式(名・姓)か。合計は同じですが、**区切って出す数**では結果が変わります。
04旧姓を使うか
改姓した場合、どちらで見るか。流派によって扱いが違います。
1つ目と2つ目で、同じ名前から複数の数が出ます。
それぞれの数が何を指すか
呼び名も割り当ても、流派によって違います。 一般によく見る整理を置いておきます。
| 数の呼び名 | 何から出すか | 何を指すとされるか |
|---|---|---|
| ライフパスナンバー | 生年月日 | 生き方の型 |
| ディスティニーナンバー | 名前の全文字 | 向かう方向 |
| ソウルナンバー | 名前の母音 | 内側の望み |
| パーソナリティナンバー | 名前の子音 | 外から見えるところ |
この4分類も、体系によって数が増えたり減ったりします。 覚える必要はありません。
扱い方の提案
1つの数で全部を説明しようとしないでください。
複数の数が出ると、矛盾する説明が並ぶことがあります。「行動的」と「慎重」が同時に出る、といった形です。
これは矛盾ではなく、そういう体系です。月星座で太陽と月が違う星座になるのと同じで、別の側面を別の数で見ているという建て付けになっています。
- どの流儀でローマ字に直したかを控えておく
- ライフパスナンバーを中心に置き、他は補助として見る
- 矛盾する説明が出ても、それを不整合として扱わない
- 1つの数を根拠に、大きな決断をしない
1つ目が要点です。 別の場所で調べ直したときに、結果が違って混乱する原因になります。
マスターナンバーとの関係
計算の途中で11・22・33が出た場合の扱いは、マスターナンバーに書きました。
採る流儀と採らない流儀があります。 名前から出す数でも同じ論点が発生します。縮める前提で読むか、残す前提で読むかを決めておいてください。
相性の話
数の組み合わせで相性を見る話は、ライフパスナンバーの相性に整理しました。
当てるものとしては、他の占術と同じ限界があります。 ただ、噛み合わない場所を先に言葉にしておくという使い方はできます。
「この人は決めてから動く型で、自分は確かめてから動く型だ」と分かっていれば、そこで揉めたときに人格の話にしなくて済みます。