オラクルカードは、売り場で見ると絵柄で選びたくなります。
ただ、タロットとの違いに書いたとおり、オラクルカードには体系がありません。 枚数も意味も、制作者が決めています。
だから、絵柄で選ぶと外れます。
買う前に確かめること
01書かれている言葉の調子
**同じ「愛」を扱うカードでも、デッキによって言葉が違います。** 断定的なもの、問いかけるもの、抽象的なもの。**自分が受け取れる調子か**を見てください。
02解説書が日本語か
オラクルは**解説書がそのデッキの唯一の基準**です。英語だけのものだと、毎回訳しながら読むことになります。
03枚数と、カードの大きさ
44枚前後が多めです。大きいカードは扱いやすい反面、**ポーチに入らないことがあります**(タロット用のポーチは12cm前後)。
04用途が絞られているか
「はい・いいえ」を返すもの、状況を示すもの、言葉を受け取るもの。**用途が絞られているほど、迷いにくくなります。**
05絵柄
好みで構いません。ただし**ここから選び始めると、届いてから言葉が合わないことがあります。**
1つ目を確かめる方法は、商品ページの写真です。 カードが数枚写っていることが多いので、そこに書かれている文字を読んでください。
用途が絞られたデッキ
はじめの1組としては、用途が絞られているほうが迷いません。
アンサーオラクルのように、質問に対する答えを返す形のデッキがあります。「はい」「いいえ」「まだ」といった短い言葉が中心なので、読み方を覚える必要がほとんどありません。
一方、抽象的な言葉を受け取るタイプは、自分で意味を当てはめる幅が広くなります。慣れると面白いところですが、最初は手がかりが少なく感じます。
解説書について
タロットとの、いちばん大きな違いです。
タロットは意味が体系として共有されているので、付属の解説書が薄くても、別の資料で補えます。
オラクルはそれができません。 そのデッキの意味は、そのデッキの解説書にしか書かれていません。
- 解説書が付属しているか
- 日本語版か(英語のみだと、毎回訳すことになります)
- カード1枚あたり、どれくらいの分量が書かれているか
- 解説書を紛失したときに、参照できる先があるか
4つ目まで考えてください。 解説書をなくすと、そのデッキは読めなくなります。カードの保管に書いたとおり、デッキと解説書は同じ袋に入れておくのが実用的です。
複数持つとき
デッキが増えるほど、どの解説書がどれか分からなくなります。
タロットならこの問題は起きません(意味が共通なので)。オラクル特有の管理の手間として、先に知っておいてください。
また、タロットを覚えている途中にオラクルを足すと、覚える対象が増えて混乱します。 タロットとオラクルカードの違いに書いたとおり、片方で足りるかを確かめてからで間に合います。
引き方
体系がないぶん、引き方も決まっていません。1枚引いて読むのが基本です。
- 問いを立てずに引く(「今日どこに目を向けるか」)
- 具体的な問いを立てて引く
- 複数枚を並べる(デッキによっては、並べ方が解説書に書かれています)
タロットのような決まった型はありません。 解説書に書かれているやり方があれば、それに従うのがいちばん素直です。
扱いと保管
カードの保管と扱い方に書いたとおり、傷む原因は湿気・日光・皮脂・折れの4つです。
オラクルカードはタロットより大きく、厚いものが多いので、既製のポーチに入らないことがあります。買う前に寸法を確かめてください。
塩で清めるのは勧めません。 塩は湿気を呼ぶので、紙のカードと同じ箱に入れると傷みます。