数秘術の説明を読んでいると、11・22・33だけ扱いが違うことに気づきます。マスターナンバーと呼ばれ、特別な数として書かれることが多くなっています。

ただ、そもそも採らない流儀もあります。 そこから書きます。

何が起きているのか

数秘術では、生年月日の数字を足して1桁になるまで縮めます。ライフパスナンバーの出し方に書いたとおり、足し方には2つの流儀があります。

その計算の途中で、11・22・33が出ることがあります。

縮める流儀

11 → 1 + 1 = 2

縮めない流儀

22 → 2 + 2 = 4

「特別」とされる理由

よく挙げられるのは、ぞろ目であることです。同じ数字が重なっているので、その数の性質が強く出る、という説明になります。

この説明には根拠が示されていません。 ぞろ目に意味を見る発想自体は、エンジェルナンバーにも共通する形ですが、どちらも確かめられるものではありません。

もうひとつ、44や55はマスターナンバーに含まれないことが多いという点があります。ぞろ目だから特別なのであれば、44も入るはずです。この線引きの理由も、説明によって違います。

出る人と出ない人

生年月日から計算するので、出るかどうかは選べません。

そして、足し方の流儀によって結果が変わることがあります。

  • 年月日をすべて1桁ずつ足す流儀
  • 年・月・日をそれぞれ縮めてから足す流儀

同じ生年月日でも、この2つで途中に出る数が変わります。ライフパスナンバーの出し方に、両方の手順を書きました。

どちらの流儀で出したかを控えておいてください。 別の場所で調べたときに、結果が違って混乱する原因になります。

出たときの扱い方

無理がない鵜呑みにしない
  1. 01縮めた数のほうも一緒に読む

    11なら2も、22なら4も見ます。**採らない流儀でも通用する読み**なので、どちらの説明を読んでも矛盾しません。

  2. 02「強く出る」程度に受け取る

    特別な使命がある、という読み方より無理がありません。2の性質が濃い、という程度に置くと扱いやすくなります。

  3. 03他の要素と合わせて見る

    数秘術はライフパスだけではありません。**1つの数で全部を説明しようとしない**ほうが、読みが破綻しません。

  4. 04「選ばれた数」として受け取る

    **ここは注意が要ります。** 特別さを根拠に何かを勧めてくる説明とは、相性が良すぎます。

4つ目に線を引いておきます。 「あなたはマスターナンバーだから」という前置きから高額な鑑定や物品を勧める形は、実際にあり得ます。確かめようのないことを根拠にする説明は、判断の材料になりません。

出なかった場合

何も欠けていません。

マスターナンバーを採らない流儀では、そもそも全員が1桁です。その体系では、11の人も2の人も同じ2として読まれます。

出なかったことを不足として数える必要はありません。ライフパスナンバーの相性にも書きましたが、数は優劣ではなく型として扱うものです。

どちらの流儀を採るか

決めておくだけで足ります。

自分で読むなら、どちらか一方に決めてください。混ぜると、同じ生年月日から別の答えが出て、どちらを採るかで迷い続けることになります。

人に見てもらうなら、その占い師がどちらの流儀かを聞いて構いません。 占い師によって結果が違うのはなぜかに書いたとおり、流派の違いは割れる場所のひとつです。割れること自体は不誠実さの証拠ではありません。