ライフパスナンバーが出せるようになると、次に気になるのが相性です。ただ、相性表を探し始めると混乱します。 本やサイトによって書いてあることが違うためです。
なぜ表が食い違うのか
数秘術の相性は、たいてい次のどちらかの理屈で説明されます。
似た数どうしが合う
価値観の置き方が近いので、説明しなくても通じる。摩擦が少ない。
違う数どうしが合う
——という立場。
どちらにも言い分があって、片方が正しいわけではありません。 同じ組み合わせが、立場によって「安心できる」とも「刺激がない」とも読めます。だから表が食い違います。
つまり、表を探すこと自体があまり実りません。
使えるのは「噛み合わない場所の予測」
代わりになる使い方があります。ライフパスナンバーの読み方で書いたとおり、数は性格の判定ではなく負荷のかかりやすいところとして読めます。
これを二人ぶん並べると、どこで擦れるかが事前に分かります。
| 組み合わせの例 | 予測できること |
|---|---|
| 積み上げる型(4)× 動きつづける型(5) | 予定を決めたい側と、決めたくない側で擦れる |
| 先に動く型(1)× あいだに立つ型(2) | 決めるのが速い側と、周りを見てから決めたい側でずれる |
| 確かめる型(7)× 外に出す型(3) | ひとりの時間が要る側と、共有したい側で温度差が出る |
これは「相性が悪い」ではありません。 そういう場面が来る、という予報です。来ると分かっていれば、来たときに「相手がおかしい」と解釈せずに済みます。
話し合いの材料にする
実用としてはここが本題です。噛み合わない場所が分かったら、その場面が起きる前に決めておくことができます。
- 予定をどこまで決めておくか(決めたい側と、余白がほしい側)
- 決めるまでにかけていい時間(速い側と、確かめたい側)
- ひとりの時間をどれくらい取るか(要る側と、一緒にいたい側)
- 話し合いを、どちらから切り出すか
数を口実にすると、相手を責めずに切り出せます。 「あなたが悪い」ではなく「たぶんここが噛み合いにくい」という形になるためです。占いを判断の代わりにするのではなく、話し始めるための道具として使う、という使い方です。
相手の生年月日が分からないとき
聞き出す必要はありません。無理に聞くと、それ自体が関係に効きます。
その場合は自分の数だけを見てください。 自分がどこで消耗しやすいかを把握しておくと、擦れたときに「自分の側の癖はここだ」と切り分けられます。相手の数が分からなくても、材料は半分手に入ります。
決めるのは数ではない
最後に、いちばん大事なところを書いておきます。
数の組み合わせで関係を終わらせないでください。 続けるか終わらせるかは、実際に起きたことで決めるものです。判断の手順は別れるか、続けるか決められないにまとめました。
数秘術は意思決定の材料のひとつであって、医療・法律・お金の専門的な判断に代わるものではありません。相性を断定して伝えてくる説明には注意してください。