「星占いが当たらない」と感じるとき、原因がはっきりしていることがあります。太陽星座しか見ていないという場合です。

星ごとに担当が違う

西洋占星術では、生まれた瞬間の空の配置を見ます。そこに複数の星があり、それぞれ別の領域を担当するとされています。

担当するとされる領域
太陽外に出る性質。人から見た印象、めざす方向
内側の反応。安心の取り方、素の状態
水星考え方、話し方、情報の扱い
金星好み、楽しみ方、人との距離の取り方
火星行動の起こし方、力の使いどころ

太陽だけを見るのは、5つのうち1つだけを見ている状態です。当たらないと感じても不思議はありません。

月星座が「素の自分」と言われる理由

太陽星座と月星座が食い違う人は珍しくありません。そのとき、周りから見た印象と、自分の実感がずれます。

太陽星座に出るもの

人前でのふるまい。仕事の場での動き方。

月星座に出るもの

「あの人はこういう人」と言われる部分。

「診断が当たっていない」と感じるのは、太陽星座の説明を読んで、月星座の実感と照らしているときに起きやすくなります。担当が違うので、噛み合わなくて当然です。

出すには出生時刻が要る

ここが実務上のハードルです。

月は約2日半で星座を移ります。 つまり同じ日に生まれても、朝と夜で月星座が変わることがあります。だから生年月日だけでは確定しません。

  • 生年月日
  • 出生時刻(母子手帳に記載されていることが多い)
  • 出生地(都道府県まででも概算は出る)

出生時刻が分からない場合、その日の正午で仮に出すという扱いをすることがあります。ただし境目の日だと結果が変わるので、仮の値であることは意識しておいてください。

太陽星座で足りる場面もある

すべてを出す必要はありません。知りたいことによります。

知りたいこと見るもの
今月の全体的な傾向太陽星座で足りる
自分の内側の反応の癖月星座
人との噛み合い方太陽と月の両方
詳しい時期の巡り全体のホロスコープ

雑誌やアプリの12分類は、「今日はこういう傾向」を軽く見るための道具として作られています。そこに深い自己理解を期待すると、外れたように感じます。道具の用途が違うだけです。

読み方は「予報」として

太陽星座の出し方にも書きましたが、星座を性格の判定として読むと行き止まります。

「こういう場面で無理をしやすい」という予報として扱うほうが、読んだあとに何か残ります。これはライフパスナンバーでも同じことを書きました。

太陽と月で読み方を変えると、こうなります。

  • 太陽 — 人前でどう見られやすいか。どこで期待されやすいか
  • — どういうときに消耗するか。何があれば回復するか

月のほうが実用的です。 自分の回復のしかたが分かると、消耗する前に手を打てます。

全部を出したくなったら

出生時刻が分かり、詳しく見たくなったら、専門にしている人に頼むのが早いです。ホロスコープ全体を読むには、星の位置だけでなく角度や配置の関係も見るので、独学だと時間がかかります。

占い師によって扱う占術は違います。西洋占星術を主にしている人を探してください。選び方は鑑定方法の違いにまとめました。