星占いでいちばんよく使われるのが太陽星座です。生まれた月日だけで出せるので手軽ですが、境目の日に生まれた人は、調べる場所によって答えが変わります。 その理由から書きます。
なぜ境目がずれるのか
太陽星座は、生まれた瞬間に太陽が12のうちどの区画にいたかで決まります。
地球が太陽を1周するのにかかる時間は、きっちり365日ではありません。約365.24日です。この端数があるため、太陽が次の区画に入る時刻が毎年少しずつ動きます。 4年に一度うるう年を挟んで調整していますが、それでも数時間単位のずれは残ります。
結果として、たとえば「おひつじ座は3月21日から」と書かれていても、年によっては3月20日の夕方に切り替わっていることがあります。
境目の日に生まれた人は、日付だけでは決まりません。 出生時刻まで使わないと判定できないので、そこが必要な人は正確なホロスコープで確認してください。
12星座を、4つで捉える
12個を個別に覚えようとすると混ざります。エレメント(四元素)で4つに束ねると、輪郭がはっきりします。
| エレメント | 星座 | 大づかみの傾向 |
|---|---|---|
| 火 | おひつじ・しし・いて | 先に動く。勢いで始める |
| 地 | おうし・おとめ・やぎ | 手ざわりで確かめる。積み上げる |
| 風 | ふたご・てんびん・みずがめ | 距離を取って全体を見る |
| 水 | かに・さそり・うお | 境目があいまい。深く入る |
同じエレメントの3つは、同じ方向の癖を、違う濃さで持っていると考えると整理しやすくなります。たとえば水の3つはどれも人の感情が入ってきやすい型ですが、かに座は内と外を分け、さそり座は一度関わったものに深く入り、うお座は境目そのものが薄い、という違いがあります。
性格の判定として読むと、行き止まる
ここが実用の分かれ目です。
「おとめ座だから几帳面」で終わると、読んだあとに何も残りません。しかも当たっていない場合、その時点で興味が切れます。
行き止まりになる読み方
「おとめ座だから細かい」
使える読み方
——性質を言い当てられただけ。合っていなければ、それで終わり。
星座に限らず、占いの結果は「自分はこういう人間だ」という結論ではなく、「こういう場面で無理をしやすい」という予報として扱うほうが使い道が出ます。ライフパスナンバーでも同じことを書きました。
太陽星座だけでは足りない部分
念のため書いておくと、太陽星座はホロスコープのごく一部です。
本来は月・水星・金星などの位置も見ます。生まれた時刻と場所が要るので手軽ではありませんが、「星占いが当たらない」と感じている場合、太陽星座だけで判断しているのが理由のことがあります。
そこまで見るなら、専門にしている人に頼むのが早いです。占い師によって扱う占術は違い、西洋占星術を主にしている人もいます。
星占いは意思決定の材料のひとつであって、医療・法律・お金の専門的な判断に代わるものではありません。