ココナラで占いを探すと、どの出品者も星が4.9以上です。口コミの読み方で上位60件を数えたときも、全員が4.9以上で、平均は4.995でした。

点数で差がつかないなら、点数は判断材料になりません。 ではなぜ、そこまで上に張り付くのか。

口コミサイトに実際に投稿されているものを読むと、理由が3つ出てきます。

① すっぽかしは、評価できない

これがいちばん大きい仕組みです。

2021年の投稿に、こういう指摘があります。予約した時間になっても通話が始まらず、占い師が現れなかった場合、1時間後に運営側の自動キャンセルとなり、その占い師に評価もコメントも付けられないというものです。

投稿者は、評価の高い占い師に予約を入れて1時間待たされたことが2度ある(別々の占い師)と書いています。そして、評価は良いまま残っていると。

評価に残ること

鑑定を受けて、内容が合わなかった。

評価に残らないこと

取引が成立しているので、星を付けられます。

つまり、いちばん困る種類の失敗が、評価に反映されません。 内容の良し悪しは残り、そもそも現れなかったことは残らない。

なお、これは2021年の投稿です。 仕様は変わりうるので、いまも同じとは限りません。ただ、評価の高さを額面どおりに受け取る前に、こういう構造があり得ると知っておく価値はあります。

② 星4を付けると、揉めることがある

公式の基準では、星の意味はこうなっています。

公式の説明
5非常に良かった
4良かった
3ふつう
2悪かった
1非常に悪かった

星4は「良かった」です。 ところが実際には、そう機能していません。

2022年の投稿に、思っていたとおりの内容で良かったので星4を付けたところ、出品者に即座にブロックされたというものがあります。調べたところ、「基本は星5、不満なら星4以下」という慣習があると知った、と続きます。

別の投稿では、星4を付けたら文句を言われ、運営に相談したところ**「だいたい5をつけるのが普通」という趣旨の返信だった**とあります。

星4が「良かった」ではなく「不満があった」として扱われている、という状態です。

③ 星3を付けたときに起きたこと

2024年の投稿が、いちばん具体的です。

恋愛の相談で初めての占い師に依頼したところ、鑑定の直後に内容と正反対のことが起きた。トラブルを避けたかったので、星3にしてコメントはお礼だけにした。

すると占い師から、**「望む鑑定結果ではないから星3なのだろう」「望む結果だけを伝えてくれるアゲ鑑定の占い師と出会えるようお祈りします」**という趣旨の返信が来て、ブロックされた——という内容です。

投稿者は、同じ内容を他の数人にも見てもらったが、的外れだったのは星3を付けた占い師だけだったと書いています。

相互評価であること

ココナラは出品者も購入者を評価します。

だから購入者の側にも、低い評価を付けると報復されるかもしれない、という力が働きます。実際に、低評価を付けたら自分の評価が下がったという趣旨の投稿が複数あります。

評価に出る評価に出ない
  1. 01鑑定の内容が良かった

    星5が付きます。ここは素直に反映されます。

  2. 02内容が合わなかった

    **星4か、無評価**になりやすい。星3以下を付けると揉める可能性があるためです。

  3. 03対応に問題があった

    同上。**書けるが、書くと相手の反応が返ってくる。**

  4. 04現れなかった

    **そもそも評価できません。** 自動キャンセルとして処理されます。

下に行くほど、数字に出なくなります。

数字で見ると

口コミサイトのみん評では、ココナラ全体で3.33(230件)、占いタグに絞ると**3.33(25件)**です(2026年8月24日時点)。

同サイトの「低評価チェッカー」によると、低評価のうち占いカテゴリが21%で最多。次がWebサイト制作の16%、デザインの14%です。

ココナラ側の星(4.9以上)と、外の口コミサイトの星(3.33)が食い違うという事実そのものが、①〜③の仕組みを裏づけています。

では、何を見るか

  • 総販売実績の件数(点数ではなく、こちら)
  • 星4以下のコメントがあるか、あれば中身
  • サービス説明に「何を」「どれくらい」が書いてあるか
  • ランキング順位は見ない
  • 通話なら、待機中かどうかを確かめてからかける

4つ目に理由があります。 2021年の投稿に、ランキング上位に出ている出品者の総実績が1件から10件だったという指摘があります。ランキングの基準は公開されていないので、投稿者は**「ランキングではなく総実績数と評価を見たほうがいい」**と書いています。

2つ目が効きます。 星4以下が付きにくい構造なので、それでも付いているコメントは重いということになります。数が少ないぶん、1件の情報量が大きくなります。

電話とメッセージで、リスクの形が違う

電話(1分いくら)

合わないと分かった時点で切れます。損失は話した分だけ。

メッセージ(1件いくら)

代わりに、留守番電話につながった場合も料金が発生します。 かける前に待機状態を確かめてください。

すっぽかしのリスクがあるのは通話のほうです。つながらない・折り返しが来ないに、待つ前に確かめることをまとめました。

それでも使う価値がある場合

ここまで仕組みの話を書きましたが、使うなという話ではありません。

ココナラの占いはひどい?にも書いたとおり、個人が出品する形は上も下も幅が広くなります。 幅が広いということは、安く試せる余地があるということでもあります。

3桁の購入経験がある人の投稿に、**「期待と大きく異なることも少なくなかったが、長年支えてくれた出品者もいた」「実力差が非常に大きいカテゴリーだ」**という趣旨のものがあります。

この評価がいちばん正確だと考えています。 平均で語れるものではなく、選び方で決まるということです。

電話占いは1分180円から500円台まで、メッセージは数百円から。予算を先に決めて、そこから絞ってください。