眠れないとき、気持ちのほうを落ち着けようとしても効きません。 落ち着こうと決めて落ち着けるなら、最初から困っていません。

部屋の条件は自分で動かせます。 そちらから片づけます。

手をつける順番

確実に効く好みの話
  1. 01光を減らす

    外の街灯、家電の待機ランプ、端末の通知。**暗い部屋では、小さな光ほど目立ちます。** 費用をかけずにできる範囲が広いので、ここから始めます。

  2. 02音を減らす

    外の音、家の中の音、家電の動作音。止められる音と、止められない音を分けてください。止められない音にだけ道具を使います。

  3. 03温度と湿度を見る

    寒い部屋では眠りが浅くなります。**方位が問題にされる場面の多くは、実際にはその方位が生む温度の話**です。

  4. 04そこまでやってから、配置を考える

    枕の向き、家具の位置。ここまでやって残ったら考える、という順番で足ります。

光は、費用をかけずに減らせる部分が広い

まず、買わずにできることから並べます。

  • 端末を枕元で充電しない(通知の光と音がまとめて消えます)
  • 家電の待機ランプにテープを貼るか、向きを変える
  • 時計の表示を暗くする、または見えない向きに置く
  • カーテンの上下・左右に隙間がないか、夜に確かめる
  • 廊下や別の部屋の明かりが、扉の隙間から入っていないか

1つ目がいちばん効きます。 家電と配線の風水にも書きましたが、枕元で充電していると、目が覚めたときに手が伸びます。

カーテンを替えるなら

上の全部をやって、それでも外の光が入るなら、そこで初めて遮光カーテンです。

選ぶときに気をつける点が2つあります。

等級で選ぶ

遮光1級・2級という表示。生地そのものの性能を示します。

丈で選ぶ

商品によっては、色ごとに等級が違います。 淡い色は2級、濃い色は1級、という組み合わせが実際にあります。

遮光カーテンのセットのページに、色と等級の対応と、届いてすぐのにおいについて書きました。寝室に使うなら、寝る予定の数日前に届くよう手配してください。

音は、止められるものから

家の中の音は止められます。冷蔵庫の位置、加湿器の運転音、時計の秒針。気になり始めてから止めるのは大変なので、気づいたときに手を打つほうが早くなります。

外の音は止められません。ここに道具を使います。

耳栓を使う場合、知っておくと外れにくい点が2つあります。

  • 入れ方で効き方がかなり変わります。 浅いと隙間が残ります
  • 低く響く音は残ります。 エアコンのような一定の音は下がりますが、振動を伴う音は通ります

必要な音まで下がるという点も先に考えてください。目覚まし、家族の声、火災報知器。

温度と湿度

鬼門・裏鬼門の由来をたどると、北東の冷えと南西の西日という当時の生活の事情に行き着きます。方位そのものより、その方位が生む条件のほうが暮らしに響きます。

寝室が寒い・暑いと感じているなら、それは方位の問題ではなく断熱と空調の問題です。対処法もそちらにあります。

物を減らすことについて

掃除と風水に書いたとおり、物が多い場所は探しものが増えます。 寝室に関しては、それに加えて視界に入るものが増えるという問題があります。

横になったときに見える範囲だけでも片づけると、変わることがあります。部屋全体をやる必要はありません。

効果について

部屋を整えると眠れるようになる、という因果は確かめられていません。

ただ、次のことは確かめられます。

  • 光の量が減る
  • 音の大きさが下がる
  • 室温が安定する

ここまでが、この記事で書けることです。 眠りそのものについては何も申し上げられません。