盛り塩を始めようとして、まず器を探す人が多いと思います。
順番が逆です。 盛り塩が崩れるに書いたとおり、形にならない原因のほとんどは塩のほうにあります。
塩の選び方
向いている塩
粗塩、天日塩、にがりを含む塩。
向いていない塩
適度に湿っているので、型に詰めて押すと形が残ります。
パッケージに「さらさら」「固まりにくい」と書いてあるものは、盛り塩には向きません。 それは料理での扱いやすさを言っているので、目的が逆です。
清めの塩のように、粗さのある塩を選んでください。食用の粗塩でも成立します。
器の選び方
専用の器でなくても構いません。 素焼きの小皿、白い陶器の小皿で足ります。
そのうえで、見るところが3つあります。
01洗いやすい形か
**週に1回洗う**ので、複雑な形だと続きません。縁が立ちすぎているもの、溝が多いものは避けてください。
02安定して置けるか
底が丸いと不安定です。玄関のたたきや棚の上で倒れると、塩が散ります。
03型が付いているか
円錐や八角の型が付いたセットだと、形を作るのが楽になります。**型なしでも作れます**が、慣れが要ります。
04見た目
最後で構いません。**続けられるかどうかが先**です。
八角の盛り塩セットのように器と型が揃ったものだと、始めるときの迷いが減ります。ただし、塩は別で用意することになります。
作り方
- 塩を型に詰める(隙間なく、しっかり押す)
- 皿を型に当てて、一緒にひっくり返す
- 型をまっすぐ上に抜く(ひねらない)
- 崩れたら、塩を戻してやり直す
3つ目が要点です。 ひねると形が崩れます。まっすぐ上に抜くだけです。
それでも崩れるなら、塩が乾いています。 霧吹きで少しだけ湿らせると形になりますが、湿らせすぎると今度は溶けます。最初から湿り気のある塩を使うほうが早道です。
どこに置くか
玄関の風水に書いたとおり、置くのはたたきを片づけて拭いたあとです。順番を飛ばして置くと、片づいていない玄関に物が増えるだけになります。
置き場所としてよく挙がるのは、玄関、水回り、部屋の隅です。
集合住宅では、玄関の外に置かないでください。 共用部にあたることが多く、管理規約で禁じられている場合があります。室内側に置いてください。
替える頻度
週に1回が一般的です。 ただし、頻度そのものより替える日を決めておくほうが続きます。
掃除と風水に書いたとおり、別の用事に紐づけると忘れません。ゴミの日、買い物のあと、日曜の朝。
替える用事があると、その場所を定期的に見ることになります。 これが盛り塩の実用として、いちばん確かな部分です。
使い終わった塩
食用には戻さないでください。 埃が付いています。
処分の方法は、水に流す・可燃ごみに包んで出す・土に撒くなど、地域や考え方で違います。自治体の分別に従うのが確実です。