電話占いとチャット占いは、同じ占い師に相談できる場合でも、料金の数え方と、伝わる情報の量が違います。安いほうを選ぶという比べ方だと、たいてい判断を誤ります。

料金の数え方が違う

電話占いは1分あたりの従量制が主流です。相場はおよそ200円から400円台で、話した時間に比例して増えます。

チャット占いは1通あたりの課金1分あたりの課金が混在しています。1通いくらの方式では、送った通数がそのまま金額になります。

この違いが効いてくるのは、相談の性質によってです。

相談のかたち電話チャット
聞きたいことが1つ、事情も短い5分でも最低料金がかかる数通で終わり、安く収まりやすい
事情が入り組んでいる話せば5分で伝わる説明だけで通数がかさむ
相手の反応を見ながら詰めたい向いている往復に時間がかかる

説明に時間がかかる相談ほど、電話のほうが総額を抑えられることがあります。文字で状況を伝えるのは、話すよりずっと手数がかかるためです。

声を出せるかどうか

実際の使い分けで大きいのは、料金より環境です。

家族と同居していて相談内容を聞かれたくない、日中にまとまった通話時間を取れない、そもそも声に出して話すのが苦手——こうした事情がある場合、チャットのほうが現実的な選択肢になります。

逆に、感情が動く話題を扱うときは電話のほうが向いています。文字にする過程で言葉を選び直してしまい、いちばん聞きたかったことが伝わらないまま終わる、ということが起こりにくいためです。

記録が残るかどうか

チャットには、やりとりが文字で残るという違いもあります。

これは後から読み返せるという利点である一方、残ることを意識して書きすぎると、相談の密度が落ちるという面もあります。どちらに転ぶかは相談する内容によります。

電話は記録が残らないので、話しながら整理したい場合に向いています。要点だけ自分でメモを取っておくと、あとで振り返る材料になります。

待つ時間の違い

もう一つ、見落とされやすいのが待ち時間の性質です。

電話占いは、相手が待機している時間に自分も空いている必要があります。人気のある占い師ほど待機に入る時間が限られるため、指名したい相手がいる場合は順番待ちになることがあります。多くのサービスには待機通知の機能があるので、時間の融通が利きにくいなら先に登録だけ済ませておくほうが確実です。

チャットは、送っておけば相手の空いた時間に返ってきます。すぐに答えが返るとは限らない代わりに、こちらが時間を空けて待ち構える必要がありません。まとまった時間を確保できるかどうかが、ここでの分かれ目になります。

選ぶ前に決めておくこと

どちらを選ぶ場合でも、申し込む前に決めておくと費用が読めるものがあります。

  • 上限を決める(電話なら「今日は15分まで」、チャットなら「10通まで」)
  • いちばん聞きたいことを1つに絞る
  • 答えの形を指定する(「どうすればいい?」ではなく「AとBの判断材料がほしい」)
  • 初回特典の付与額・有効期限・対象になる占い師の範囲を確認する
  • 支払いが先払いか後払いかを確認する

とくに上限は先に決めてください。従量制である以上、決めずに始めると使った分だけ増えます。電話占いの申し込みから終了までの流れにも書いていますが、状況説明に時間を使うほど費用が伸びるので、答えの形を指定したほうが短時間で要点に届きます。

掲載しているサービス

このサイトでは占いを選ぶに、電話占いとチャット占いを料金・向き不向きで比べられる形でまとめています。載せているのは、料金のかたちと運営会社を確認できたものだけで、長所と一緒に短所も書いています。

なお、占いは意思決定の材料のひとつであって、医療・法律・お金の専門的な判断に代わるものではありません。掲載している料金の相場も執筆時点のもので、各サービスの最新の条件は公式サイトでご確認ください。